ゼクシィで男性が少ないと気づいた夜。後悔しながら3ヶ月続けた話
「ゼクシィ縁結びは女性ばかりで男性が少ない」——登録前に5回は聞いた。Pairsの3分の1しかいいねが来なかった。でも丸の内のカフェで会った人に「ここは本気の人しかいない」と言われて、数字の見方が変わった話。
「男性少なくない?」と言ったのに、続けたら変わった。
「ゼクシィ縁結びは女性ばかりで、男性が少ない」という話を登録前に聞いていた。それでも試した。Pairsではマッチングしても「結婚はまだ考えてないけど」という人が多くて、入口から揃えたかった。
3ヶ月使って感じた「半分本当で、半分違う」
3ヶ月使って、「男性が少ない」という印象は半分本当で、半分は違うと感じた。
Pairsと比べると確かに表示される男性の数は少ない。でも、表示される男性はほぼ全員プロフィールが丁寧で、職業と年収が明記されていた。Pairsでは「IT系」「フリーランス」のような曖昧な記載が多かったが、ゼクシィ縁結びでは「○○株式会社 / 年収550万円台」という具体的な記入が多かった。
量は少ないが、質が高い。そういう状況だった。
なぜ男性が少ないのか
なぜ男性が少ないのか、考えてみた。
ゼクシィ縁結びは男性のほうが料金が高い設定になっている(サービスによって異なるが、男性は月5,000円以上かかることもある)。課金してまで使う男性は、最初から真剣な人に絞られる。Pairsやタップルのように「無料でお試し」ができないため、入口で弾かれる。
つまり「人数の少なさ」は真剣度のフィルターとも言える。
丸の内のスタバで会った34歳の男性にこの話をしたら、「だからここにいるんですよ」と言われた。「Pairsだと埋もれるけど、ゼクシィ縁結びだと見てもらえる感じがする」と。彼はコーヒーをブラックで飲みながら、少し照れたように笑った。「月5,000円払ってるぶん、本気ですから」。
その言葉を聞いて、胸の奥がじわっとあたたかくなった。お金を払ってまで来ている人は、それだけの覚悟がある。
いいね数の違いは「精度」の違い
3ヶ月で受け取ったいいね数は、Pairsの同期間の3分の1だった。最初は正直へこんだ。
でもいいねを送ってくれた人のプロフィールを見ると、「会いたくない」と思った人はほとんどいなかった。Pairsでは「この人は違うな」と思うプロフィールが半数以上あったのと比べると、精度が違う。
新宿のドトールで友達に「いいね、全然来ないんだけど」と愚痴ったら、「でも来た人はどう?」と聞かれた。スマホを見せたら「……全員ちゃんとしてるね」と黙った。「Pairsの3倍いいね来ても、半分以上スルーするなら同じじゃない?」。確かに。
少なさは問題か?
「多くの人に会いたい」ならゼクシィ縁結びは向かない。「少数でもちゃんと会いたい人に会いたい」なら、男性の少なさは問題にならない。
数が少ないことを不安に思っていた登録前の自分に言えるとしたら、こうだ。
100人に「いいね」されて1人に会うより、10人に「いいね」されて3人に会いたくなる方がいい。
数の多さが安心をくれるのに、安心した数の中に答えがないこともある。
新宿のカフェで考えた、「男性が少ない」の本当の意味
3ヶ月使って気づいたのは、人数の問題じゃなかった。新宿三丁目のドトールで、マッチング一覧を眺めながら思った。男性の絶対数は確かに少ない。でも、少ないからこそ一人ひとりのプロフィールを丁寧に読む癖がついた。
Pairsを同時期に使っていた友人は「多すぎて誰がいいかわからない」とこぼしていた。選択肢が多いと、逆に選べなくなる。ゼクシィ縁結びでは候補が限られている分、「この人に会ってみよう」という決断が早くなった。
胸の奥にちくっとした痛みが走ったのは、3人目とやりとりしていた時だ。返信が来るたびに心臓が跳ねて、スマホを持つ手が少し震えた。その感覚は、候補が100人いたときには一度も味わわなかったものだった。
少ない中から見つけるためのコツと動き方
プロフィール検索の条件を広げる。年齢を±3歳、距離を隣の県まで。それだけでヒット数が変わった。吉祥寺に住んでいた私は、都心だけでなく立川や国分寺方面にも範囲を広げた。
「いいね」は朝8時台に送る。通勤中にアプリを開く男性が多いタイミングだ。実際、朝に送った「いいね」の反応率は夜より高かった。焦らず、でも動く。少ない母数の中で待ちの姿勢は命取りだった。
少ないからこそ出会えた、本気の人
3ヶ月目にマッチした人は、プロフィールに「真剣に将来を考えています」と書いていた。恵比寿のカフェで初めて会ったとき、本当に真剣な目をしていた。手のひらが汗ばんだ。男性が少ない分、残っている人は本気度が高い。数の多いアプリでは流されていた「真剣さ」が、ゼクシィ縁結びでははっきり見えた。新宿の帰り道、胸の奥がじんわり温かかった。少ないことは、デメリットだけじゃない。そう気づけたのは、3ヶ月粘ったからだ。
少ないからこそ出会えたのに、贅沢な悩みだった。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。