32歳でゼクシィ縁結びを始めた話。婚活という言葉と向き合った3ヶ月
婚活、という言葉が嫌いだった。でも32歳の夏、Pairsで疲れ果てて、ゼクシィ縁結びを開いた。最初の画面から、空気が違った。
婚活という言葉が、ずっと苦手だった。
なんとなく「失敗した人が行き着く場所」みたいな響きがあって、自分には関係ないと思っていた。でも32歳の夏、Pairsを半年使い果たした後で、スマホの検索欄に「婚活 アプリ」と入力していた。
ゼクシィ縁結びをダウンロードして、プロフィールを書きながら、胸の奥が少し重くなった。「婚活をしている32歳の自分」を、画面に文字として書き出すことの重さ。
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登録して最初の1週間。
プロフィール審査に3日かかった。待つ間、何もできなかった。承認メールが来たとき、午後10時だった。スマホを開いて「承認されました」という通知を見て、喉の奥に「いよいよだ」というものがつかえた。
最初の1ヶ月でいいねが来た数は、Pairsの同じ時期より少なかった。でも、いいねを送ってくれた人たちのプロフィールを読んでいると、「婚活の人たちだ」とわかった。職業と年収が書いてある。結婚意欲度が「2年以内」か「1年以内」になっている。写真が婚活写真らしい清潔感のあるものになっている。
Pairsと同じ人間が使っているのに、プロフィールから伝わる空気が全然違った。
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3人目に会った人が、よかった。
恵比寿のビストロで2時間、食事をしながら話した。仕事の話、家族の話、なぜ婚活を始めたかの話。「僕、婚活って言葉が好きじゃなくて」と彼が言ったとき、私も同じだと思って、自然と「私も」と返した。
「でも、ゼクシィ縁結びを選ぶって、結局それが正直ってことじゃないですか」
その一言で、婚活という言葉との距離が少し縮まった気がした。
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3ヶ月経った今、付き合っているわけでも婚約しているわけでもない。でも「婚活をしている自分」を恥ずかしいと思う気持ちがなくなった。
正直に探すことが、一番遠回りじゃないと、ゼクシィ縁結びは教えてくれた気がする。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。