ゼクシィ縁結びで出会って、7ヶ月で婚約した話
「婚活は惨めだ」と思いながら始めた。でも3人目に会った人が、7ヶ月後に指輪を持ってきた。マッチングから婚約までの、ほぼリアルな記録。
婚約指輪を見た瞬間、最初に思ったのは「ゼクシィ縁結びで出会ったって、今後ずっと言えないな」だった。
箱根の旅館の夕食後、彼が「渡したいものがある」と言って、ポケットから小さな箱を出した。中目黒の宝石店のロゴが入っていた。そのとき笑ってしまったのは、ゼクシィ縁結びで出会ったことへの照れと、「本当になるんだ」という実感が混ざったからだ。
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出会いは、ゼクシィ縁結びに登録して3週間後だった。
プロフィールを読んで「読書が好き」という一点でいいねを送ったら、翌日返信が来た。メッセージは「どんな本が好きですか」から始まって、村上春樹の話で30分が過ぎた。「あの、実際に会いませんか」と言ったのは私のほうだった。
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1回目は渋谷のカフェ。2時間半話して、帰り際に「また会えますか」と聞かれた。声が少し低かった。緊張しているんだとわかった。「はい」と返したとき、自分の心臓も速くなっていた。
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3回目のデートで、話が変わった。
中目黒の川沿いを歩きながら「僕、結婚に焦っているわけじゃないけど、ちゃんと考えている人と会いたくてゼクシィ縁結びを選んだんです」と言われた。「同じです」と返した。2秒の沈黙があって、彼が少し笑った。
その日から、週に1〜2回会うようになった。
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5ヶ月目に「付き合いましょう」という正式な言葉があった。6ヶ月目に両方の実家に挨拶に行った。7ヶ月目に箱根へ行って、夕食後に指輪が出てきた。
「ゼクシィ縁結びで出会ったって恥ずかしい」という気持ちは、3ヶ月目にはなくなっていた。
正直に探した場所で出会った。それだけのことだ。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。