Pairsで20人会って全滅した夜、後悔した選び直しの話
Pairsで半年、20人に会って付き合えたのはゼロ。ゼクシィ縁結びに移った翌日、プロフィール審査で止められた。表参道のスタバで文章を3回書き直して、承認が来た日から空気が変わった。始め方から使い方まで全部書く。
正直に言う。20人に会って全滅したのに、すぐ次を試した。
ゼクシィ縁結びのアプリアイコンをタップしたとき、指先がほんの少し冷たかった。31歳。Pairsを半年使って、20人近くに会って、付き合えたのはゼロ。疲れたというより、「この方法が自分に合っていないのかもしれない」という感覚が骨の奥まで染みていた。
友達に「ゼクシィ縁結び、真剣な人しかいないよ」と言われた。「婚活アプリ」という言葉に身構えた。でも今のまま続けても同じ結果が繰り返されるだけだ。iPhoneの画面で「登録」を押した。
ゼクシィ縁結びの始め方——登録してすぐ止められた
登録してすぐ、最初の壁にぶつかった。
プロフィールの「承認審査」がある。写真が婚活サービスの基準を満たしているか、プロフィール文が適切かを運営が確認する。Pairsでは身分証を出せば即日使えた。ゼクシィ縁結びは「審査中です。通常2〜3営業日かかります」と表示された。
——えっ、すぐ使えないの。
最初はイライラした。でも待っている間に気づいた。この審査があるから、変な人が入りにくい。Pairsでは明らかにプロフィール写真じゃないアイドルの画像を使っている人もいた。ゼクシィ縁結びでは、そういう人がフィルターされる。
ゼクシィ縁結びのプロフィールの書き方——審査がある分、質が上がる
審査待ちの3日間、表参道のスタバでプロフィール文を何度も読み返して直した。
最初に書いたのは「趣味:映画、カフェ、旅行」。Pairsでも同じことを書いていた。でも「誰かが審査する」と思うと、これだけじゃ薄い気がした。
3回書き直した。
1回目:「映画とカフェが好きです。よろしくお願いします」
——Pairsと同じ。却下。
2回目:「映画は月3本観ます。スクリーンで観た映画の話を3時間できる人に会いたいです」
——少し具体的になった。でもまだ「趣味の紹介」止まり。
3回目:「31歳、メーカーの営業事務です。Pairsを半年使って、もう少し真剣に探したくなりました。休日は渋谷のヒューマントラストシネマで映画を観て、そのまま近くのカフェで余韻に浸っています。一緒にエンドロールまで座っていてくれる人と、出会えたらいいなと思っています」
スタバのカップを持つ手が少し温かくなった。これだ。「何が好きか」じゃなくて「どういう時間を一緒に過ごしたいか」を書いた。
3日後、承認通知が来た。
ゼクシィ縁結びの使い方——Pairsとの5つの違い
承認されてから1週間で気づいた、Pairsとの違いを5つ書く。
違い①:無料ではメッセージできない
Pairsは無料でもメッセージが送受信できた。ゼクシィ縁結びは無料会員だと「いいね」は送れるが、メッセージのやりとりには有料プランが必要。マッチングしても、言葉を交わせない。
最初の1週間はいいねを送り続けた。マッチングは5件あった。でも全員に一言も送れない。スマホの通知に「マッチングしました!」と出るたびに、胸がそわそわして、でも何もできない。池袋のドトールで「マッチング済み」の画面を眺め続ける日が3日続いた。
「……課金するしかないか」と思ったのは4日目の夜だった。
違い②:「結婚意欲度」が見える
プロフィールに「結婚意欲度」が表示される。「1年以内に結婚したい」「2〜3年以内」「いつかはしたい」の3段階。
Pairsでは相手がどれくらい真剣かは、会って話すまでわからなかった。「まあ、いつかはね」と言われて帰りの電車で肩を落とした回数は3回以上ある。ゼクシィ縁結びでは、いいねを送る前にその数字が見える。自分と同じ温度の人だけに絞れる。
違い③:プロフィールの質が高い
Pairsでは「よろしくお願いします」だけの自己紹介が半分以上あった。ゼクシィ縁結びでは、審査を通ったプロフィールしか表示されないから、全員の文章にある程度の質がある。
職業も「IT系」じゃなくて「○○株式会社 / SE」のように具体的に書いてある人が多い。年収も明記。スペック欄の透明度がPairsより高い。
違い④:マッチング数は少ないけど精度が高い
Pairsでは1週間で30件のいいねが来たこともあった。ゼクシィ縁結びでは1週間で8件。数は少ない。
でもその8件のプロフィールを読むと、「会いたくない」と思った人はゼロだった。Pairsの30件のうち、実際にプロフィールを読んで「会いたい」と思ったのは5件くらいだったから、精度は上がっている。
違い⑤:アプリの名前が「前提」を揃えてくれる
表参道のカフェで、有料プランに課金して初めて会った人が言った言葉がある。
「ゼクシィ縁結びを選んでるということは、結婚に本気だと思って連絡しました」
アプリの名前そのものが、相手への信頼材料になっている。「Pairs使ってます」と言ったときの相手の反応と、「ゼクシィ縁結び使ってます」と言ったときの反応は、明らかに違う。
ゼクシィ縁結びの始め方——最初の1週間でやるべきこと
実体験をもとに、登録から1週間の手順を整理する。
Day 1:登録と本人確認書類の提出
運転免許証かパスポートの写真をアップロードする。審査に2〜3営業日かかるので、週の頭に出すと週末には使い始められる。
Day 1〜3:審査待ちの間にプロフィールを仕上げる
写真は自然光で友達に撮ってもらったポートレートがベスト。自撮りは審査で引っかかることがある。プロフィール文は「趣味の羅列」ではなく「どんな時間を一緒に過ごしたいか」を書く。
Day 3〜4:承認後、いいねを送る
無料会員でもいいねは送れる(月15回)。結婚意欲度が自分と近い人を中心にいいねする。全部使い切らなくていい。プロフィールをちゃんと読んで、「この人と話してみたい」と思えた相手にだけ送る。
Day 5〜7:有料プランへの移行を検討する
マッチングが3件以上あるなら、課金する価値がある。月額は約3,980〜4,378円(プランと期間による)。メッセージが送れないままマッチングを溜め込んでも、相手が離れていく。1週間以内に返信がないと、マッチングの熱が冷める。
ゼクシィ縁結びの使い方で気をつけること
焦ってすぐ課金しない
プロフィールが整っていない状態で課金しても、メッセージを送れるだけでマッチング率は上がらない。プロフィールの質→いいねの反応→課金、の順番。
「いつかはしたい」を選ばない
ゼクシィ縁結びで「いつかはしたい」を選ぶと、Pairsと同じ温度感の人しか集まらない。「2〜3年以内」か「1年以内」を選んだ方が、同じ真剣度の相手とマッチングしやすい。
恵比寿のカフェで気づいた、ゼクシィ縁結びの「重さ」の正体
課金して最初に会った人は、恵比寿のカフェで紅茶を飲みながらこう言った。
「ゼクシィ縁結び、最初重く感じませんでした?」
「感じました。審査もあるし、無料じゃメッセージできないし」
「でもその重さがあるから、こうやって会えてるんだと思います」
彼女はティーカップを両手で包みながら、少し笑った。紅茶の湯気がふわっと上がった。——ああ、そうか。Pairsの軽さが合わなかったのは、軽い場所に真剣な人が少なかったからだ。
ゼクシィ縁結びの使い方・始め方に関するFAQ
Q. ゼクシィ縁結びは無料でどこまで使えますか?
無料会員では、いいねの送受信(月15回)、プロフィール閲覧、マッチングまでができる。メッセージのやりとり、検索条件の詳細絞り込みは有料プランが必要。「どんな人がいるか見てみたい」だけなら無料で十分だけど、会話を始めるには課金が必要になる。
Q. ゼクシィ縁結びはPairsより出会えますか?
マッチング数はPairsの方が多い。でもマッチングした相手の真剣度と、会話の質はゼクシィ縁結びの方が高い傾向がある。「たくさんの人に会いたい」ならPairs、「真剣な人だけに会いたい」ならゼクシィ縁結び。目的によって使い分けるのが一番いい。
Pairsで全滅した自分が、ゼクシィ縁結びで変わったこと
Pairsで20人に会って全滅した理由は、今ならわかる。「出会い」を探していたのに、「結婚相手」を探す場所にいなかった。Pairsは出会いの入り口としては優秀だけど、婚活のゴールに向かうには遠回りだった。
ゼクシィ縁結びに変えて1ヶ月目、5人とメッセージをして3人と会った。3人とも、最初のメッセージで「結婚」という言葉が自然に出てきた。Pairsでは半年かかっても出てこなかった言葉が、ここでは1通目で共有されている。
入り口が重い場所は、中にいる人の覚悟も重い。
真剣な場所で探したのに、こんなに早く変わった。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。