恋のアーカイブ
マッチングアプリ攻略

アンマッチされた後の、正しい立ち直り方

アンマッチは拒絶じゃない。タイミングと相性の問題だ。

·橘みあ·6分で読める

アンマッチされた。


メッセージの途中で、急にトーク画面が消えた。既読もつかなくなった。昨日まで普通にやり取りしていたのに、今日開いたら相手の名前ごと消えている。


あの感覚は独特だ。LINEのブロックとも違う。SNSのフォロー外しとも違う。マッチングアプリ特有の「いなくなり方」には、名前すらない。ブロックされた、というよりも、最初からいなかったことにされたような気持ちになる。


私が最初にアンマッチをくらったのは、withを使い始めて3週間目のことだった。27歳の春、中目黒のカフェでコーヒーを飲みながらアプリを開いたら、前の晩に「週末どこか行きますか?」と送った相手のトーク欄がなくなっていた。喉の奥に何かがつかえた。「えっ、消えてる」と声に出してしまって、隣のテーブルの人に一瞬見られた。あの恥ずかしさも含めて、まだ覚えている。



なぜアンマッチされるのか


少し落ち着いてから考えた。理由は一つじゃないし、たぶん私が思うほどドラマチックな理由でもない。


他の人との会話が盛り上がって、そちらに集中することにしたのかもしれない。タイミングが合わなかっただけかもしれない。メッセージの何かが引っかかった可能性もあるし、単純に気分が変わっただけかもしれない。あるいは、課金をやめてアプリ自体をやめた、それだけかもしれない。


つまりほとんどの場合、「あなた個人への否定」じゃない。


わかってる。頭では、わかってる。でもダメージを受けるのも、わかる。アンマッチって、通知すら来ないから。向こうが何を思ったかを知る方法が、一切ない。その「説明のなさ」が刺さる。


友人の彩に話したら、「マジで?週末の話してたのに」と言ってくれた。共感してもらえたのに、なぜか余計に惨めになった。誰かに言葉にしてもらうと、現実になる感じがして。



ダメージを最小化する考え方


あのとき私に足りなかったのは、アンマッチの「意味の再定義」だったと思う。


マッチングは採用通知じゃない。あれは「この人と話してみようかな」という、ものすごく軽い意思表示だ。LINEを交換するより前の段階で、お互いの顔と数行のプロフィールしか見ていない。それがマッチング。「いいね」を押した人の人柄を、人は5秒で判断できない。


だから、アンマッチは「あなたを見てノーと言った」じゃなくて、「よく知らないまま、何かの理由で続けなかった」にすぎない。採点じゃない。縁のなかった人が一人いたというだけだ。


それに、アンマッチされた数は、アプリを使った証拠だ。使わなければゼロ。使っているから傷つく。当たり前といえば当たり前の話で、それを知ってからは少し楽になった。


もう一つ、私が実際に効いた考え方がある。「この人と付き合っていたら、どこで会ってたんだろう」と想像してみること。恵比寿でディナー、吉祥寺の映画館、5回目のデートで手をつないで、みたいな未来を一瞬描いてみる。描けたら、それはただの妄想だと気づける。アンマッチされた相手とは、まだ一度も会っていない。会っていない人との関係が消えた、それだけのことだ。



実際にやること


立ち直りには、考え方だけじゃなくて行動が要る。


1. 1時間は別のことをする。アプリを閉じて、スマホをバッグに入れる。アンマッチを発見した直後にプロフィールを読み返したり、他の相手に焦ってメッセージを送ったりしない。23時のLINEで酔った勢いに乗ってしまうのと同じくらい、アンマッチ直後の行動はブレがちだから。


2. 他のマッチング相手へのメッセージを続ける。複数の人と話していれば、1人に消えられても全部が消えるわけじゃない。「この人しかいない」という状態で使っていると、アンマッチ1回のダメージが大きくなりすぎる。Pairsでもwithでも、複数の会話を同時に持つことは、メンタルの保険でもある。


3. プロフィールや写真を見直すきっかけにする。もしアンマッチが続いているなら、何かを変えてみる口実にする。2枚目の写真を変えてみるとか、自己紹介の1行目を書き直してみるとか。落ち込んだエネルギーを、次の行動に変換するイメージで。



それでも引きずるときは


頭でわかっていても、引きずる夜はある。下北沢の帰り道、少し酔っていて、スマホを開いたらトーク欄が消えていた夜。そういう夜は、立ち直り方なんて関係ない。ただ引きずればいい。


ただ、翌朝また開けるかどうかが分かれ目だと思っている。「昨日消えてたな」と思いながら、新しいプロフィールを読む。その繰り返しが、アプリで縁をつかんだ人と、つかめなかった人の差だと、私は感じている。


アンマッチは拒絶じゃない。タイミングと相性の問題だ。


そしてタイミングと相性というのは、出会ってみないとわからない。消えた画面の向こうには、まだ名前も知らない人が待っている可能性がある。アプリを閉じなければ、それだけ。

よくある質問

マッチングアプリでアンマッチされたのはなぜ?立ち直る方法は?
アンマッチは拒絶ではなく、タイミングや相性の問題です。気にしすぎず、プロフィール改善や写真の見直しに注力し、次の出会いに向けて前向きに準備を進めることが立ち直りの第一歩です。
マッチングアプリでアンマッチされたショックから回復するには?
アンマッチは誰にでも起こる自然なことです。自信を失わず、相手との相性がなかったと割り切ることが重要。プロフィール見直しや自己啓発に時間を使い、次のチャンスに備えましょう。
アンマッチと拒絶の違いは?メンタルの保ち方は?
アンマッチは拒絶ではなく、タイミングや相手のニーズの不一致です。完璧な人間はいません。否定的に捉えず、経験として学び、自分磨きを続けることで、本当に相性の良い相手との出会いが増えます。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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