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マッチングアプリ攻略攻略ガイド

4つのアプリを試した夜、後悔した選び方の話

Pairs、Omiai、with、Hinge——4つを同時に入れていた27歳の話。合う合わないは機能の差じゃなく、「集まっている人の雰囲気」だとわかった。マッチングアプリ比較、自分に合うアプリの見つけ方を体験から書く。

27歳・女性の体験
·橘みあ·7分で読める

正直に言う。4つのアプリを同時に入れたのに、合うものが分からなかった。


全部試してみた話


27歳のとき、私はマッチングアプリを4つ同時にスマホに入れていた。


Pairs、Omiai、with、Hinge。ホーム画面がアプリのアイコンだらけで、友達に見られたら絶対笑われる画面。でも笑われても構わないと思っていた。それくらい、疲れていた。


合コンに行っても「うーん」。職場には出会いがない。友達の紹介は気を使う。じゃあもうアプリでいいや、という、やや投げやりな始まりだった。最初に入れたのはPairs。それから「これだけじゃわからない」という気持ちで少しずつ増えていって、気づいたら4つ。それぞれを2〜3ヶ月ずつ、まあまあ本気で使った。



「機能」より「空気感」だと気づくまで


最初は機能で比べようとしていた。マッチング率、いいねの上限数、課金額。スプレッドシートまで作ったくらい。でもそれ、全然意味がなかった。


結局のところ、合う合わないは「集まっている人の雰囲気」だった。機能じゃない。同じ「マッチングアプリ」でも、渋谷のカフェと中目黒のバーくらい空気が違う。入った瞬間に「あ、ここじゃない」ってわかる感覚、あれに近い。


4つを使い比べて、それを肌で理解するのに3ヶ月かかった。



Pairs — ユーザー数という名の迷子


Pairsはとにかく人が多い。マッチングはわりとすぐできた。でもそのぶん、やりとりがテンプレ化しやすい。


「はじめまして!よろしくお願いします!趣味は何ですか?」


最初の一週間で、同じ文章を5回くらい受け取った。送ってくれる人が悪いわけじゃない。多すぎるから、一人ひとりに時間をかけられないんだと思う。私自身もそうだった。


ある日、28歳の彼から「どんな人と結婚したいですか?」という直球のメッセージが来た。3通目で。「え、早くない?」と思いながら答えて、そのままフェードアウトした。温度差がある。真剣に婚活している人と、なんとなく使っている人が混在していて、その差が会話のテンポに出る。


マッチング数=出会いの数ではない。それを教えてくれたのがPairsだった。



Omiai — 緊張感という名のフィルター


Omiaiに移ったのは、少し気持ちが変わったタイミングだった。「そろそろちゃんと考えようかな」と思い始めた頃。


プロフィールを丁寧に書いている人が多い。仕事のこと、将来のこと、家族観。「これを全部読むのか」と思いながら読んでいたら、知らないうちに30分経っていた。真剣さが文字数に出ている。


やりとりも少し違う。「はじめまして」の一言に重みがある感じ。カジュアルに「とりあえず会いましょ」ではなく、「ちゃんと知ってから会いたい」という空気。


ただ、その緊張感が常にあった。デートの約束をする前から、なんか面接みたいな気持ちになってくる。恵比寿で待ち合わせた人は、最初の10分、姿勢が完璧すぎてこっちまで背筋が伸びた。


悪くはなかった。でも「好きになれるかな」より先に「ちゃんとしなきゃ」が来てしまって、自然体でいられなかった。結婚を本気で考え始めた時期には合っていたけど、まだ「好きな人を見つけたい」段階の私には少し早かった。



with — ゲームと本気の間


withは性格診断やコンテンツ機能がある。「〇〇の診断結果が一緒でしたね」という入り口は、正直すごく話しやすかった。


「愛情表現のタイプが同じでした」というメッセージから始まった会話は、5分後にはもう「でも言葉より行動派なんですよね実は」という話になっていた。初対面のテンションじゃない。共通の話題があると、人ってこんなに早く打ち解けるんだと思った。


ただ、ゲーム感覚の人もいる。診断結果を使って会話を盛り上げるのが目的になっているというか、「この機能、使いこなしてます」感を出したいだけの人。「マジで?俺もそのタイプ!」が毎回の挨拶みたいになってる人に3人連続で当たって、喉の奥に何かつかえたまま画面を閉じた夜があった。


コンテンツが充実しているぶん、それを「道具」にする人と「入り口」にする人で、全然違う出会いになる。



Hinge — 「いいね」じゃなく「なぜいいねか」


Hingeだけ、構造がそもそも違う。プロフィールの特定の箇所にコメントをつける形式で、ただ「いいね」を送れない。


「この映画、私も去年見ました」「この場所、行ったことある」


そこから始まる会話は、最初から具体的だった。何が好きで、何を面白いと思っているか。スペックの話じゃなく、感覚の話。


英語のプロンプト(質問)もあって、外資系や海外経験のある人が多い印象。下北沢のレコード屋が好きな人とか、吉祥寺で週末に読書している人とか、なんとなく生活の輪郭が見えやすかった。23時にLINEが来て、映画の感想で1時間話したのはHingeで出会った人だった。


ただ、ユーザー数はPairsより少ない。マッチングまでに時間がかかる。でも1回のやりとりの密度が違う。



結論は「どれが一番いいか」じゃなかった


4つを使い終えて出た答えは、「どれが一番いいか」ではなかった。


マッチング数を増やしたいならPairs。結婚前提で本気モードで行くならOmiai。話題のきっかけが欲しいならwith。丁寧なやりとりをしたいならHinge。これは本当にその通りだと思う。でもそれより先に「今の自分が何を求めているか」を決めないと、どのアプリも迷子になる。


私がやって良かったのは、2つ同時に使って比べることだった。Pairsの大量マッチングに疲れたとき、Hingeの1通が重く感じた。Omiaiの緊張感に押しつぶされそうなとき、withの軽さが呼吸を楽にした。比較することで、自分の「心地よい温度」がわかってくる。


道具より目的が先なのに、アプリから入っていた。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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