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マッチングアプリ攻略

週末デートが疲れる人への処方箋

デートが楽しくないんじゃなく、やり方が合っていないだけかもしれない。

·橘みあ·7分で読める

デートの翌日、なぜかベッドから出られない


Pairsで知り合った彼と、3回目のデートを終えた日曜日の夜。楽しかったはずなのに、帰りの電車でもう動けなかった。


渋谷から田園都市線に乗り込んで、座席に沈んだ瞬間「あ、もう限界だ」と思った。体が重い。会話は弾んだし、彼も優しかった。でも何かを使い果たした感覚が全身にあった。


翌朝、LINEに「昨日楽しかった!また会いたい」って来てた。嬉しいはずなのに、喉の奥に何かつかえた。返信するのに30分かかった。


「私、この人のことが好きじゃないのかな」って思い始めたのが、そのあたりから。デートの後にぐったりするのは、相性が悪いサインなんじゃないかって。でも違った。やり方が、ただただ合っていなかっただけだった。



「楽しそうにしなきゃ」が一番疲れる


当時の私のデートを振り返ると、共通点があった。カフェかレストランで、ひたすら向かい合って話す。そのパターンばかり。


テーブルを挟んで正面に座ると、相手の表情がずっと視界に入る。「退屈そうにしてないかな」「さっきの話、つまんなかったかな」「沈黙、気まずくなかったかな」——頭の中で、こういう計算が走り続ける。話しながらも、常に相手の機嫌のモニタリングをしている状態。


これをパフォーマンス疲れという言葉で呼ぶらしい、と後から知った。楽しむためじゃなく、楽しそうに見せるために体力を使い続けている。


しかも私の場合、デート中は緊張でアドレナリンが出ているのか、疲れに気づかない。帰宅してそれが抜けた瞬間に、ドカンと来る。電車の座席や、玄関のドアを閉めた瞬間に。



「何かをしながら」が変えた


転機は、4回目のデートで中目黒を歩いたとき。彼が「目黒川沿い、なんとなく歩かない?」って言った。


並んで歩くと、向かい合わなくていい。川を見ながら話せる。「あ、あの店いつできたんだろ」「犬かわいい」みたいな会話が自然に生まれる。沈黙になっても、景色があるから気まずくない。


家に帰ったとき、気づいた。疲れてない。


それからデートの構造を意識して変えた。映画館、美術館、料理教室、散歩、ものづくり体験。何かを一緒に見るか、一緒にやるか。向き合うんじゃなくて、同じ方向を向くデート。視線の向きが変わるだけで、あんなに違うとは思っていなかった。


with でマッチングした別の人と行った吉祥寺のクラフトビール巡りも良かった。飲みながら街を歩くから、話すことがどんどん生まれる。「マジでこれ美味しい」「えー、私これ無理かも」ってただそれだけの会話でも、ちゃんと楽しかった。



終わりを決めると、今がラクになる


もうひとつ、変えたことがある。デートの時間をあらかじめ決めること。


「今日は14時から17時ね」と最初に決めておく。3時間だけ。それだけ。


なんで時間を決めると楽になるのか、最初はうまく説明できなかった。でも今はわかる。終わりが見えると、今この瞬間に集中できるから。先が見えない長距離走って、消耗する。でも「あと3キロ」ってわかってたら、ペース配分ができる。デートもたぶん同じ。


しかも時間を決めると、変な焦りが消える。「もっと楽しいことをしなきゃ」「このままじゃ退屈させてしまう」って追い立てられる感覚がなくなる。今いる場所で、今目の前にある話を、ただやればいい。


あと、次のデートの約束はその場でしないようにした。「また今度ね」で終わらせる。これ、意外と大事だった。5回目のデートの帰り際に「次はどこ行こうか」ってなると、頭がもう「次」に飛んでしまう。今日の余韻が消える。家に帰ってひとりで「今日は楽しかったな」って静かに反芻する時間が、私には必要だったんだと思う。



疲れるのは、相性のせいじゃない


内向的なタイプって、人が嫌いなわけじゃない。むしろ人と深く関わりたいと思っている。でも、人といることでエネルギーを使って、ひとりの時間で回復する。そういう充電の仕組みを持っている。


これを相性の問題だと誤解すると、ずっと「なんで私はこの人のことが好きなのに疲れるんだろう」ってループする。27歳の私は、そのループに2年くらいいた。好きな相手のそばにいることが、どこか苦しかった。


疲れること自体は悪くない。大事なのは、回復の時間を確保できているかどうか。デートの翌日に予定を入れない。夜22時以降は既読だけにして返信は翌朝にする。好きな映画を一人で観る。そういう小さな「ひとりの時間」を意図的につくると、次のデートをまた楽しみに思える。


恵比寿で会った彼と付き合い始めたとき、デート翌日の月曜朝に「昨日ありがとう、今日は充電中」ってLINEを送ってみた。「充電中(笑)わかった、ゆっくりして」って返ってきた。その一言で、息ができた気がした。



「疲れるタイプです」と言える関係


長く続けたいなら、どこかで伝えることになる。「私、会った後にひとりになりたくなるタイプで」って。


言いづらい。「嫌いってこと?」って取られそうで怖い。でも言ってみると、意外と通じる。特に、自分も似たようなところがある人には。


「えー、わかる、俺も帰ったら一回ひとりになりたい」って笑って返してくれる人もいる。そういう人との関係は、本当に疲れにくい。デートの帰り道、「今日楽しかったね」って言い合って、そこで一回完結できる。余韻を持ち帰って、翌日また元気に連絡できる。


逆に、言ったときに「じゃあ私のことが好きじゃないってこと?」って詰められたら、それはそれでわかることがある。疲れの相性を超えた、別の問題が見えてくる。


1. 並んで歩くか、同じものを見るデートにする

2. 最初から終わりの時間を決めておく

3. 次の約束はその場でしない、家に帰ってからLINEで

4. デートの翌日は予定を空けておく

5. 「充電が必要なタイプ」だと相手に伝えてみる


デートが楽しくないんじゃなく、やり方が合っていないだけかもしれない——最初にそう気づいたとき、正直、泣きそうになった。自分がおかしいわけじゃなかった、ただ知らなかっただけだって。



疲れることと、好きであることは、矛盾しない。

よくある質問

デートで疲れてしまう原因は何ですか?
デート疲れは相手との相性問題ではなく、スケジュールが詰まりすぎていたり、無理なプランをしていることが多いです。自分たちのペースに合ったデート内容に見直すことで改善できます。
週末デートを楽しくするコツは?
事前計画を詰め込みすぎず、移動時間にゆとりを持たせ、相手の疲労度を確認しながら進めることが大切です。無理なく続けられるペース配分が、デートの満足度を大きく左右します。
デートが疲れるのは相性が悪いサイン?
必ずしもそうではありません。デート内容や時間配分が合っていないだけかもしれません。相手と話し合い、二人にとって心地よいデートスタイルを一緒に作ることで、疲労感は解消される場合が多いです。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:初デート体験談

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