女性目線でマッチングアプリを使った夜、後悔した本音の話
女性はマッチングアプリを「無料で使える」。Pairsを始めた最初の1週間で200件以上のいいねが来た。でも「無料だからラク」とは全然違う——女性目線でマッチングアプリの本音を書く体験談。選ぶ側のしんどさ。
正直に言う。女性がマッチングアプリで消耗したのに、続けた理由がある。
確かに多くのアプリで女性は無料だ。でも「無料だからラク」とは全然違う。
Pairsを使い始めた最初の1週間で、200件以上のいいねが来た。「返せる数じゃない」という感覚になって、スマホを開くのが少ししんどくなった。
最初の3日間は律儀に全部プロフィールを読もうとした。でも200件をちゃんと読むのは無理だった。途中からプロフィールの1行目と写真だけを見て判断するようになった。それでも疲れた。スマホを充電しながら、しばらく画面を見たくなくなった夜があった。
女性がマッチングアプリで消耗すること
選ぶ側のプレッシャー
いいねがたくさん来ることは、一見恵まれているように見える。でも「選ぶ」という行為は、誰かを「選ばない」という判断をし続けることでもある。1日に何十人ものプロフィールを見て、「この人は違う」「この人は…うーん」を繰り返すのは、思っている以上に消耗する。
選ばないことで「誰かを傷つけているかもしれない」という後ろめたさも、最初はあった。でもそれを続けていたら、判断するエネルギーが全部なくなる。選ぶことに罪悪感を持ちすぎないようにするのも、アプリを続けるうえで必要な感覚だった。
メッセージの質の問題
「かわいいですね」「初めまして」「よろしくお願いします」という中身のないメッセージが多い。プロフィールを読んでいないことが明らかなメッセージを毎日受け取り続けると、アプリを開く意欲が落ちる。
ある日、届いたメッセージを10件並べてみたら、「初めまして、プロフィール見て気になりました!」という文章が7件あった。言葉は少し違うが、全部同じ文章だ。そのうちのいくつかはコピーアンドペーストだったと思う。「あなたに送った」という感覚が全くない文章を受け取ることが続くと、返信する気持ちが消えていく。
安全への不安
女性である以上、「変な人に個人情報を知られたくない」という警戒心は常にある。プロフィールに住所や職場を特定できる情報を入れないよう気をつけながら、でも「本物の自分を見せたい」という矛盾した気持ちを抱えている。
女性がマッチングアプリで気にしていること
プロフィールを読んでいるかどうか
1番気にしているのはここだった。「ちゃんと読んで送ってきた人」と「テンプレを送ってきた人」の区別は、5秒でわかる。読んでいる人とだけ話したいと思う。
返信のペースと圧
朝起きたらすでに5件のメッセージが来ている状況は、正直プレッシャーだった。「早く返さないといけない」という義務感になる。ゆっくり返せる空気感の人の方が、長く続いた。
返信が遅かっただけで「どうかしましたか?」と来る人がいた。「スルーしてますか」とも来た。それで返す気持ちが消えた。連絡を忘れていたのか、考えていたのか、ただ忙しかっただけかもしれないのに、追われる感覚になると、会う前にしんどくなる。
会う話の出し方
「早く会いたいです」という言葉が最初のうちから出てくると、少し構えてしまう。会う前に「この人のことをある程度知りたい」という気持ちがある。急がせる人より、タイミングを計れる人の方が安心感があった。
男性に知っておいてほしいこと
「返信が遅い」は「興味がない」と同じじゃない。忙しい、消耗している、どう返すか考えている、という可能性がある。
「既読スルー」も同じだ。返信が来ない理由はいくつもある。
女性の「ゆっくりなペース」は、相手の誠実さへの判断時間だ。急かされた女性は、判断を「断る」の方向に傾けることが多い。
マッチングアプリは「出会いの場」だが、女性にとっては「安全を確認しながら選ぶ場所」でもある。その前提で動ける人が、最終的に信頼される。
恵比寿の美容院で、アプリの話になった午後
女性目線でマッチングアプリの本音を書く。恵比寿の美容院で担当の美容師さんに「最近マッチングアプリ始めたんです」と話したら、「あー、私も使ってましたよ」と返ってきた。そこから1時間、シャンプーしながらアプリの本音トークが始まった。
「いいねの数で疲弊する」「写真詐欺が怖い」「メッセージが面白くない人が多すぎる」。全部わかる。胸の奥がぎゅっとなるくらい共感した。
女性がアプリで本当に見ているポイント
顔じゃない。プロフィール文の温度感だ。「よろしくお願いします」だけの人は論外。自分の言葉で書いている人に惹かれる。新宿のカフェで友人と話したとき、「あの人のプロフィール、なんか安心した」という表現が出た。「かっこいい」じゃなくて「安心した」。
質問攻めにされたのに、上位10%の人は違った。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。