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付き合って2週間で共通の友達が発覚した夜。3人通話で迷った40分

withで知り合った亮と付き合って2週間、「中目黒の結婚式」という話をしたら共通の友人・由佳の名前が出た。世界は狭い。そして、こういうときの三人通話が40分、どれほど気まずいものか。実際に経験するまで知らなかった。

25歳・女性の体験
·橘みあ·5分で読める

「由佳のこと知ってる?」のに、まさかつながっていたとは。


その一言で、夜の空気が変わった。


アプリで知り合った亮とのLINEは、毎日続いていた。4往復目か5往復目か、「友達の結婚式で中目黒行ったんです」と私が書いたら「中目黒、いいですよね。どの辺ですか」「川沿いのレストランで」「あー、もしかして由佳ちゃんの?」と来た。


手が止まった。


由佳は大学の友人で、先月結婚したばかりだった。亮は高校の同級生だったらしい。世界の狭さに、笑うより先に「どうしよう」と思った。


LINEのやりとりで、共通の友人が発覚した


---


正確に言うと、由佳とのつながりが判明したのはマッチングから4往復目で、まだ「付き合う」とか「好き」とかそういう話は何もない段階だった。ただ毎日40往復くらいメッセージしていて、「面白い人だな」とは思っていた。


「由佳ちゃんの結婚式に来てた?」と亮が聞いてくる。「来てました。新郎友人として?」「そう。新婦側は?」「大学の友人として」。


画面の前で、なんとも言えない気持ちになった。同じ結婚式にいたかもしれない。会っていたかもしれない。マッチングアプリで繋がる前に、リアルで交差していたかもしれない。


「由佳に聞いてみる?」と亮が言った。「……聞きます?」「どうしましょう、笑」「なんか気まずいですね」「でも気になりますよね」。


---


その夜、由佳に「亮って知ってる?」とLINEした。


「知ってる!高校の友達!なんで??」と即レスが来た。「Pairsでマッチングしてて」「えーーーーーー!?!?」と絵文字まみれで返ってきた。


「3人で通話しよう」と由佳が言い出した。


---


3人通話が始まって、最初の5秒は全員無言だった


3人通話は、21時に始まった。


由佳の声で「じゃあ二人とも揃いました」というところから始まって、最初の5秒は全員無言だった。気まずかった。こんなに気まずい5秒は久しぶりだった。


「えーとー」と由佳が言う。「じゃあ自己紹介は要りませんよね」「要りません」と私と亮が同時に言った。由佳が爆笑した。同時に言ったことで、少し笑えた。


「亮くんはこの人のことどう思ってるの?」と由佳が直球で聞いた。


「由佳!」と私が言う。「聞かないでいいです」と亮が言う。「え、なんで」「今聞く話じゃないから」。


「なんで?気になる」と由佳は引かない。


「あとで個人的に言います」と亮が言った。「今は俺が聞きたい。由佳はこの人のことどう言ってた?」「え?」「俺のことどう紹介したか」「言ってないよ、知り合いだって知らなかったんだから」「そうか」「亮くんは気に入ってるんでしょ、どうせ」「……まあ」「まあ、じゃないでしょ!笑」。


40分間、こんな感じだった。私はほぼ聞いているだけで、由佳と亮がペラペラ話していた。


通話が終わって10分後、亮からLINEが来た。


「気に入ってるって話、本当です。LINEで言うより直接言いたいですが、とりあえず伝えておきます」。


---


翌週、恵比寿のカフェで初めて二人で会った。


「由佳の結婚式、席どこでした?」と亮が聞いた。「奥の方。窓際の」「もしかして向こうの列?」「そう」「俺、4席くらい離れてたかもしれません」。


「知らないまますれ違ってたんですね」と私が言ったら、「アプリで繋がってよかった」と亮が言った。


共通の友人がいると、相手の人となりが少し立体的になる。由佳が知っている亮と、私が話しているこの亮は同じ人で、その事実がなんとなく安心感になった。


世界は狭い。でも狭いと、逃げ場がない。それは悪いことじゃない。


むしろ、逃げなくていいということだ。


由佳には「3人通話ありがとう」と言った。「どういたしまして、付き合ったら報告してね」と来た。付き合ってから報告した。「早い!」と言われた。


3人通話の気まずい40分は、今では笑い話だ。由佳は「自分のプロデュース作品」と言っている。違う、と言いたいけど、まあ縁をつないでくれたのは確かだ。


恵比寿のカフェで、亮は「由佳に感謝しないといけないな」と言った。「3人通話は懲り懲りですけどね」と私が言ったら「でも意味があった」と彼が言った。そうだ、意味があった。


由佳は今でも「私が縁をつないだ」と言っている。まあ、そういうことにしておく。


世界が狭い、という事実は変えられない。ならば狭さを味方にした方がいい。由佳という共通項が、最初から私たちの間にあった。


3人通話の40分が、私たちの出会いの始まりになった。由佳のでしゃばりが、今では感謝に変わっている。世界が狭いと、縁が濃くなる。薄まらない縁の中に、ちゃんとした出会いがある。


「また由佳に3人通話しようよ」と亮が言った。「却下」と私は言った。「なんで」「あれは一生に一回でいい」「確かに」。それで笑い合えるようになったことが、一番の進歩だと思う。


たぶんこれで合っているのに、まだ確認したくなる。

よくある質問

3人通話は何分続いて、どんな雰囲気でしたか?
40分で、タイトルに「気まずい40分」とあるように、世界の狭さに笑うより「どうしよう」と思う状況でした。
付き合って何週間での出来事でしたか?
付き合って2週間での発覚でした。正確にはマッチングから4往復目で、まだ「好き」や「付き合う」の話は何もない段階での共通知人判明でした。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

#with#共通の友達#発覚#気まずい#笑い話

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