好きだけど、何かが引っかかる。初デート後の違和感を無視しなかった話
withで出会った人との初デート。楽しかった。笑った。でも帰り道、胸の奥に小さな引っかかりがあった。言語化できない違和感。それを無視せずに行動した結果と、直感が正しかった話。
楽しかったのに、帰り道に胃が重かった。
withで出会った31歳の営業マンと、表参道のカフェで2時間話した。会話は弾んだ。共通の趣味も見つかった。笑った回数は数えきれない。
でも東横線に乗って座席に座ったとき、胸の奥に小さな石が入っているような感覚があった。楽しかったはずなのに、体が「楽しくなかった」と言っている。
27歳、出版社の編集アシスタント。この「言語化できない違和感」を、10人との初デートで3回経験した。
違和感の正体——3回の経験
1回目の違和感:相手の「聞き方」
表参道のカフェでの初デート。彼は私の話をよく聞いてくれた。でも「聞き方」に引っかかった。
私が仕事の話をすると、「それって年収どのくらい?」と聞いてきた。趣味の話をすると、「お金かかりそうだね」。住んでいる場所を言うと、「家賃高いでしょ」。
全部お金に繋がる。悪意はないのかもしれない。でもデートの会話でお金の話が3回出ると、体がこわばった。肩に力が入っていた。
2回目のデートには行かなかった。友達のマユに話したら、「それ、値踏みされてたんじゃない?」。その一言で違和感の正体がわかった。
2回目の違和感:笑い方
下北沢の居酒屋での初デート。楽しかった。本当に楽しかった。でも彼が笑うとき、目が笑っていなかった。口は笑っているのに、目が冷静。
営業スマイルだ。仕事で毎日やっている笑い方と同じだった。
2回目のデートに行った。やっぱり同じだった。目が笑っていない。3回目はなかった。
3回目の違和感:距離の詰め方
渋谷のレストランでの初デート。彼は最初から距離が近かった。カウンター席で膝が触れる。手が当たる。2時間で3回、肩に手を置かれた。
嫌じゃなかった。でも「早くない?」と体が反応した。みぞおちのあたりがきゅっと縮んだ。初対面で肩に手を置く人は、距離感のセンサーがずれている可能性がある。
2回目は断った。
違和感を無視した1回
4人目の人に対しては、違和感を無視した。
「この人は大丈夫だろう」と頭で判断した。条件が良かった。年齢も合う、仕事も安定している、メッセージも丁寧。初デートの違和感は「緊張のせい」だと思い込んだ。
3回デートして、4回目で彼の本性が出た。店員への態度が横柄だった。恵比寿のレストランで、ウェイターに「遅いんだけど」と言った声のトーンに、背筋が凍った。
初デートのとき、私の体はこれを感じ取っていた。でも頭が「大丈夫」と上書きした。
直感は、頭より先に答えを出している。体が「何か違う」と言ったら、それは答えだった。
違和感を「データ」にする方法
10人の初デートを経て、自分なりの「違和感チェックリスト」を作った。
帰り道にスマホのメモアプリに3つだけ書く。「楽しかったこと」「引っかかったこと」「体の反応」。
表参道のカフェの帰り、中目黒の居酒屋の帰り、下北沢のレストランの帰り。毎回書いた。
「引っかかったこと」が空欄の人とは、全員2回目以降も楽しかった。「引っかかったこと」に何か書いた人とは、全員どこかで終わった。
直感を「気のせい」で終わらせない。メモにすると、それは「データ」になる。
体が出す答えは、頭より正確だった。
違和感がなかった人
10人中3人だけ、違和感がゼロだった。そのうちの1人が今の彼氏。
吉祥寺のカフェで初めて会ったとき、2時間があっという間だった。帰り道、井の頭公園の前を通ったとき、胃が重くなかった。胸の奥の石もなかった。代わりにあったのは「もう少し話したかったな」という、軽い寂しさだけ。
違和感の不在は、気づきにくい。「何もない」ことに気づけるのは、「何かある」を3回経験したから。
よくある質問
初デート後に違和感を感じたら2回目に行くべきですか?↓
言語化できない違和感はどう判断すればいいですか?↓
直感と相性の違いをどう見分けますか?↓
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。