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毎日LINEした夜、後悔した3週間の話

Pairsで出会って毎朝毎晩LINEした。3週間、デートは2回なのに毎日話した。4週目、返信が来なくなった。毎日連絡することで関係が壊れた経験から学んだ、距離感の作り方とマッチングアプリ攻略の落とし穴。

27歳・女性の体験
·橘みあ·4分で読める

正直に言う。毎日LINEしたのに、3週間で消えた。


3週間、毎朝毎晩LINEを交わした。デートは2回しか行っていないのに、毎日話していた。


4週目のある日、返信が来なくなった。既読はついた。でも返信がない。翌日も。翌々日も。


その週末、既読無視が5日間続いていた。「何かしたかな」「どこかで気に触ることを言ったかな」と思い返したけれど、心当たりがなかった。「おはよう」と「今日どうだった?」を毎日送り続けただけだった。


毎日連絡することの罠


毎日連絡することは、悪いことのように思えない。でも「毎日連絡する」が習慣になると、3つの問題が起きる。


義務感が生まれる

毎日送られてくると、相手は「返さないといけない」という義務感を感じ始める。好きで返信していたのが、タスクになっていく。


会う理由が薄れる

LINEで話し尽くしてしまうと、「会って話す」理由がなくなる。「話したいことはもうLINEで話してしまった」状態になる。


3週間毎日話していた間、私たちは「今日の出来事」を毎日報告し合っていた。会ったとき、「もう知ってる話ばかりだな」という感覚があった。それは話が弾まないということではなく、「新鮮さ」が失われていたということだ。


「当たり前の存在」になる

毎日連絡が来ることが当然になると、その存在への期待感や「会いたい」という感情が薄れる。人は手に入らないものに向かう。


適切な頻度のポイントについて


付き合う前の段階での連絡頻度の目安は、「2〜3日に1回、少し短いやり取りを」だ。毎日ではなく、でも消えてもいない。この距離感が「次に会いたい」という気持ちを育てる。


毎日送ることで「この人は私のことを好きなんだ」と伝えたい気持ちはわかる。でもそれは伝わり方が逆で、「この人は常にそこにいる存在」という認識になりやすい。


毎日LINEをやめた後


4週目に返信が来なくなってから、私もLINEを送るのをやめた。10日ほど経って、「最近どうしてるの?」という短いメッセージを送った。


「最近忙しくて……ごめんね、なんか距離置いてた」という返信が来た。


「大丈夫、俺も少し詰めすぎてたと思う」と送ると、「また話したい」に変わった。


関係は続いた。でも、毎日の連絡は戻さなかった。2〜3日に1回、内容のある話をするようにした。するとデートに誘うたびに「久しぶりに話せて嬉しい」という感じになっていった。


毎日送ることより、毎日送りたいと思わせることの方が難しい。


「また話したい」と思ってもらえる関係は、毎日話し尽くすことでは作れない。連絡と連絡の間の「間」が、次を楽しみにする気持ちを育てる。


あの3週間の教訓は「連絡を減らしたら関係が冷める」じゃなかった。「連絡を減らしたら、会いたいという気持ちが育つ」だった。毎日話していた期間より、2〜3日に1回に変えてからの方が、デートのたびに「また来たかった」という感覚があった。


下北沢の古着屋で、スマホを見なかった午後


毎日LINEを送り続けた3週間。楽しかったのは最初の1週間だけだった。下北沢で友人と古着屋を回っていた日、スマホを2時間見なかった。帰り道に通知を確認したら、彼からの「今日何してた?」というメッセージが届いていた。


返信しなきゃ、と思った瞬間、胸のあたりがずしんと重くなった。楽しい時間の後に義務が待っている。この感覚は明らかに間違っていた。


毎日連絡しなくても、関係は続く


3週間で消えた彼とは別の人と、その後出会った。その人とは2〜3日に一度のペースでやりとりしていた。間が空くと不安にならないのかと聞いたら、「会ったときに話すことが増えるから」と返ってきた。


恵比寿で初めて会ったとき、話題が尽きなかった。LINEで全部話してしまっていなかったからだ。手のひらに汗をかきながら向かい合って、3時間があっという間だった。連絡の頻度より、会ったときの密度。そのことに気づくまでに、一人失ってしまった。


連絡頻度の正解は、二人で決めるもの


「毎日連絡するのが正しい」も「3日に一度が正しい」も、他人の基準だ。代官山のカフェで彼女と「どのくらいの頻度がいい?」と話し合ったことがある。彼女は「毎日じゃなくても、思い出した時に一通くれたら嬉しい」と言った。胸の奥がじんわり温かくなった。ルールじゃなくて気持ち。新宿の夜道を歩きながら、「今日月がきれい」と送った。5分後に「ほんとだ、こっちからも見えるよ」と返ってきた。喉の奥が震えた。これでいい。


義務になった瞬間が不正解なのに、6文字の方が温かかった。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:メッセージ攻略

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