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3年続いた関係で学んだ夜。後悔しないためにしていたこと

Omiaiで知り合って最初のデートは三軒茶屋のカフェだった。3年間付き合い続けた。マンネリを乗り越えて長続きできた理由を「相性がよかったから」では終わらせずに、実際にしていたことを体験から具体的に振り返る。

27歳・女性の体験
·橘みあ·4分で読める

正直に言う。3年間続けたのに、秘訣なんてないけど。


Omiaiで知り合って、最初のデートは三軒茶屋のカフェだった。2時間話して、「この人ともう一度会いたい」と思った。その感覚は正しかった。


長く続いた理由を聞かれることがある。「相性がよかったから」では説明しきれないから、具体的に書く。


定期的に「非日常」を作った


月1回は、いつもと違うことをした。行ったことのない街、試したことのない料理、誰かに勧められた映画。


高円寺の商店街を目的なく歩いた日。鎌倉に日帰りで行って、カフェをはしごした日。映画の後に、映画の話だけをしながら終電まで飲んだ日。大きい非日常じゃなくてよかった。「初めて」が少しあれば十分だった。


2年目に入って最初にやばいと思ったのは、毎週同じルートを辿っていた日曜日のことだった。渋谷でランチ、代官山でカフェ、帰り道にスーパーで買い物。それ自体は悪くない。でも「また同じだ」と思った瞬間があって、それを彼に話した。「そうだね、どこか行ったことない場所行こうか」という話になって、翌週に青梅まで行った。電車で1時間以上かかる、初めて降りる駅。それだけで全然違う1日になった。


マンネリは「同じことを繰り返す」から生まれる。少しずつ変化を入れると、「また新しい何かを見ている」感覚が続いた。


感謝を言い続けた


「ありがとう」を惜しまなかった。ご飯を作ってくれたとき、話を聞いてくれたとき、しんどい日に連絡をくれたとき、何かに気づいてくれたとき。


「慣れると感謝を忘れる」という話はよく聞くけど、それが本当にリアルな問題だった。付き合って1年を過ぎたあたりから、してもらって当たり前になり始めた。自分がしていることも、相手に気づかれなくなった。


意識して言うようにした。「今日は話聞いてくれてありがとう」「来てくれてよかった」という小さい感謝。慣れた関係でも、言葉にしないと伝わらないことがあった。


喧嘩のルールを作った


「喧嘩の最中に傷つけ合う言葉を出さない」「感情的になったら時間をおく」「翌日、冷静になってから話す」。


これを守るのは難しかった。頭に血が上っているとき、「時間をおいてほしい」という一言が出てこない。「今すぐ解決したい」と思って余計なことを言う。その繰り返しだった。


一番ひどかった喧嘩は、三軒茶屋のアパートの前の路地で2時間言い合ったやつだった。何が原因だったか、今は覚えていない。でもお互いが「絶対に言ってはいけない言葉」を言い合った。翌朝、先に謝ったのは私で、彼は「昨日は僕も言いすぎた」と言った。そこから「感情的になったら一度離れる」というルールを作った。


でも守れる回数が増えるにつれ、喧嘩の質が変わった。「あなたはいつもそうだ」という全人格攻撃がなくなって、「今回のこの件について」という具体的な話ができるようになった。喧嘩は「ゼロにする」ものじゃなく、「うまくやる」ものだと気づいた。


お互いの時間を尊重した


一緒にいることを強制しなかった。友人と会う時間、一人の時間を邪魔しなかった。「週末は必ず会う」というルールを作らなかった。会いたいから会う、という形を維持した。


一人の時間がある人の方が、一緒にいる時間が充実していた。それは自分にも当てはまった。


3年後


別れた。合わなくなったから、最終的には。


「ちゃんとやってきたのに別れた」という事実が、最初はつらかった。「3年間の努力が無駄だったのか」と思った。


でも違う。3年間、関係を大切にしていたことは後悔していない。ちゃんとやりきった、という感覚がある。別れることになっても、その時間は本物だった。


長続きの秘訣は「相性」より「努力」の方が、ずっと多かった。


代官山の散歩道で、3年間の習慣を振り返った


3年続いた関係で一番大きかったのは、毎週日曜の朝に代官山を散歩する習慣だった。特別なことは何もしていない。ただ並んで歩いて、途中のパン屋でクロワッサンを買って、公園のベンチで食べる。


でもその30分間に、一週間分の感情を交換していた。仕事の愚痴、友人への不満、将来の不安。歩きながらだと、面と向かうより話しやすかった。


長続きの秘訣は、大きなことじゃなく小さな継続


「ありがとう」と「ごめん」を言い続けること。簡単に聞こえるけど、3年目になると省略しがちだった。新宿のレストランで、料理を取り分けてくれたときの「ありがとう」を言わなくなった時期がある。


その時、彼女の表情が少しだけ曇った。心臓がチクッとした。当たり前になることと、雑に扱うことは違う。吉祥寺の帰り道、手をつなぎ直した。彼女の手のひらがほんの少し汗ばんでいた。3年経っても緊張してくれている。その事実に、喉の奥が熱くなった。


3年の秘訣は、特別なことをしないこと。代官山の散歩。吉祥寺のパン屋。日常の中に愛がある。手をつなぐ。それ以上は何も言わなかった。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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