バツイチ39歳、もう一度アプリを開いた日のこと
離婚して2年、マッチングアプリを開く気になれなかった。39歳の春、もう一度開いた。「バツイチ」という記入欄に向き合った日のことを書く。
離婚して2年間、マッチングアプリは使えなかった。
使えないというより、開く気になれなかった。「バツイチ」と書く欄を見ることが怖かった。自分の失敗を数字として証明する気がして。
39歳の春、友達に「もう2年経ったんだから」と言われて、Omiaiを開いた。
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最初の壁は、プロフィールの「離婚歴」欄だった。
「あり」を選択した瞬間、少し胸が痛かった。でも後から考えると、「あり」を隠して出会っても意味がなかった。どこかで言わないといけない。最初から明示しておく方が、同じ状況の人か、受け入れてくれる人が集まる。
結果として「離婚歴あり」を表示した状態でも、1週間で8件のいいねが来た。
その中に、「私もバツイチです。同じ状況の方がいたら話しやすいと思って」というメッセージが添えられたいいねが1件あった。
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その人と、2ヶ月後に銀座で会った。
40代の男性だった。最初の会話で「離婚の話、したくなければしなくていいですよ」と言ってくれた。その一言で、肩の力が抜けた。
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バツイチということを、誰かに「それでも会いたい」と言ってもらえることが、こんなに違うとは思っていなかった。
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まだ付き合っているわけではない。でも、39歳でもう一度アプリを開いた自分に対して、「よかった」と思っている。
「バツイチ」という事実は変わらない。でも、それを誰かへの説明から始めなくていい場所が存在することを、Omiaiで知った。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。