恋愛体験談
植物園を2時間歩いた、なんでもない午後の話
「どこでもいいです」という返答から始まった小石川植物園でのデート。特別なことは何もないはずなのに、ただ一緒にいる時間が、ずっと心に残っている。
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「どこでもいいです」という返答から始まった小石川植物園でのデート。特別なことは何もないはずなのに、ただ一緒にいる時間が、ずっと心に残っている。
頭を空にしたくて取った京都の宿で、見知らぬ人に正直になれた夜があった。旅先の出会いは続かないと聞いていたのに、この人とは続いた。
披露宴のスピーチで、新婦が「アプリで出会いました」と言った。その言葉が、何かを変えた。
アプリで知り合って3回目のデート。「料理、全然できないんです」のひとことが、毎週土曜日の午後を、人生でいちばん好きな時間に変えた。
マッチングアプリで見た顔に、見覚えがあった。名前を確認して、確信した。20年ぶりに繋がった幼なじみとの話。
代々木上原のジムで週3回すれ違い続けた3ヶ月。話しかけられなかったのに、いない日だけ気づいてた。あの「ケーブルのセッティング」がなければ、今でも他人だったかもしれない。
出会いを完全にやめていた冬、友人から「一回だけ」と言われた恵比寿のイタリアンで、引き分けのプログラマーに会った。断りかけた夜のことを、今でも何度も思い返す。
代官山の蔦屋書店で、偶然を装って会いに行った。本棚の前で並んで、川沿いを歩いて、気づいたら3時間。嘘をついていたのに、最後に見抜かれた。
同じ絵を見て、「悲しい」と言った私に、彼は「広い」と言った。