3ヶ月目に私がAirbnbを予約した。彼が言い出せなかった京都旅行
「行きたい」を3回言って、動かなかった彼の代わりに、私がポチった。
恋愛体験談
スワイプひとつで始まった出会いが、どんな物語になったのか。Pairs・Tinder・with・Omiai・Tappleで出会ったリアルな恋愛体験談。ドキドキしたあの夜、すれ違った理由、忘れられない別れ——誰かのリアルな体験が、あなたの恋愛を映す鏡になるかもしれない。
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「行きたい」を3回言って、動かなかった彼の代わりに、私がポチった。
Tappleで出会って3ヶ月、4回会って、名前のない関係のまま待ち続けた。2月の終わりから書いては消した文面が、3月7日の夜11時についに飛んでいった。
Tappleで出会った彼のプロフィールに、誕生日が書いてあった。5回目のデートの翌日がその日で、私はカップケーキを2個買って、余計なことは何も書かなかった。
「女から追うな」なんてルール、誰が決めたの。マッチしてから3日無言だった人に、笑いをまとった一言を投げた。帰ってきた返事と、その後が、思ったよりずっとよかった。
渋谷の10時半、終電まで2時間ある。「もう少しいない?」は、言えた。
恵比寿から山手線に揺られながら、削除ボタンの上に指を置いたまま3分間。「先に送ると軽く見られる」という声と、本当のことを言いたい気持ちが、同時に胸の中にあった夜の話。
withで2週間、文字だけで会話していた相手の声が、急に聞きたくなった。濡れた髪のまま布団の中で、指が勝手に動いた。22時57分の話。
同じ年に友人の結婚式へ3回出席した。毎回笑って祝福して、帰りの電車でひとり喉の奥を締めた。3回目の夜、ホームでセブンのホットコーヒーを飲みながら気づいた。これは焦りなのか、悲しみなのか、もう区別がつかないと。
24歳の私は、マッチングアプリの設定を交互に切り替えていた。男性を探す時期と女性を探す時期。どちらも好きだという答えが、一番受け入れられにくかった。その矛盾を理解してくれた人との出会いまで。