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30代でマッチングを始めた夜。後悔した20代との違いと心構え

33歳でPairsを始めた私が、20代との決定的な違いを3つ実感した。マッチング数・会話の速度・目的の温度感——知っていれば焦らなかった話。3ヶ月前、私はマッチングアプリを舐めていた。

33・女性の体験
·橘みあ·4分で読める

正直に言う。3ヶ月前にアプリを舐めていたのに、変わった。


33歳、出版社勤務。会社帰りに立ち寄った丸の内のスタバで、後輩から「Pairsやってみたらいいのに」と言われた。ラテの紙カップを握る手に、力が入った。


「え、33でアプリって……遅くない?」


後輩は首を振った。「私の姉、35で始めて結婚しましたよ」


その夜、自宅のベッドでPairsをダウンロードした。画面の青い光が天井に映っていた。——遅いかどうかは、やってみないとわからない。


30代のマッチング数は20代と違う——でも「質」が変わる


最初の1週間、いいねは8件だった。後輩(27歳)は「私は週20件来ますよ」と言っていたから、正直凹んだ。スマホの通知が来るたびに胸がざわついて、来ないと来ないで喉の奥が苦しかった。


でも1ヶ月使ってわかった。数は少ないけど、メッセージの中身が違う。


20代の頃にPairsを使っていた友達は「よろしく!」だけのメッセージが大量に来たと言っていた。33歳の私に来るメッセージは「プロフィール読みました。本が好きなんですね」とか「出版社のお仕事、興味あります」とか、ちゃんと読んだ上で送ってくれるものが多かった。


年齢を見た上でいいねを送っている。つまり、最初から33歳を受け入れている人だけが来る。これは30代の強みだった。


具体的にやったこと:年齢フィルターを「-5歳〜+5歳」から「-7歳〜+5歳」に広げた。26歳〜38歳。この2歳の差で、表示される相手の数が体感で1.5倍くらい変わった。代官山のTSUTAYA STARBUCKSで設定を変えた日のことを、よく覚えている。


30代は「お友達から」が通用しない——会話の速度が違う


20代のマッチングアプリは、のんびりしている。メッセージが20往復続いても焦らない。


30代は違う。7往復目で会う話が出なかったら、相手がフェードアウトし始める。——あれ、返信が遅くなってきた。既読ついたのに、3日返信がない。


3〜5往復で会う約束を取り付ける。これが30代の自然な速度感だと気づくまでに2ヶ月かかった。


失敗談を正直に書くと、最初の相手と15往復もメッセージを続けてしまった。ある日ぱたりと返信が止まった。恵比寿の駅のホームで通知画面を確認して、手のひらが冷たくなったのを覚えている。


30代は「目的」を先に共有する——曖昧さが通用しない


20代は「付き合えればいいな」くらいの温度感で会う。30代は「結婚を考えられるかどうか」が先に来る。


プロフィールに「結婚も視野に入れています」と書くのが恥ずかしかった。33歳で「結婚したい」とアプリに書くのは、必死さを晒しているようで。


でも書いた。中目黒のイタリアンで、相手の32歳の男性が言った。「プロフィールに結婚のこと書いてくれてたから、安心してメッセージ送れました」


その一言で、手のひらにじわっと汗が滲んだ。恥ずかしかったけど、正直に書いてよかった。


30代のアプリ選び——目的で変えるのが正解


カジュアルに出会いたいならPairsかTapple。婚活寄りならOmiai、ゼクシィ縁結び、ユーブライド。


私はPairsで始めて、2ヶ月目からOmiaiも併用した。Pairsは会員数が多くて出会いの幅がある。Omiaiは婚活寄りで、最初のメッセージの温度感が違う。ゼクシィ縁結びは「結婚に対する考え方」をプロフィールに選択式で表示できるから、目的のミスマッチが少ない。


始めた年齢より、動き方のほうがずっと影響する


「30代だから遅い」という声が頭の中に住みつく夜がある。日曜の夜、布団の中でアプリを開いて、20代の女性のプロフィールを見て、スマホを裏返しにして目を閉じた夜が、何回かあった。


でも3ヶ月使ってわかったのは、「遅い」と感じているのは自分だけだったということ。相手は年齢じゃなくて、メッセージの内容と会ったときの空気で判断している。


年齢フィルターを広げる。3〜5往復で会う約束をする。プロフィールに目的を正直に書く。この3つで、30代のマッチングアプリは十分に動く。


始めるのが遅いんじゃなくて、始めないことが一番遅い。


20代の自分に言いたかったこと


30代になってわかったのは、「焦りは相手に伝わる」ということ。恵比寿のカフェで20代の頃のように必死にメッセージを送っていた時期がある。でも空回りした。手のひらが汗でびしょびしょだった。吉祥寺の夜道を歩きながら、深呼吸した。心臓のバクバクが落ち着いたとき、「自分のペースでいい」と気づいた。30代は時間の使い方が上手くなる。焦らず、でも止まらない。喉の奥のつかえが取れたのは、他人と比べるのをやめた日だった。


焦りを手放した先に出会いがあるのに、焦っていた。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:婚活体験談

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