最初のメッセージを間違えた夜、後悔した返信率の話
Pairsで「はじめまして!プロフィール拝見して気になりました」と30件送って、返ってきたのは4件だった。返信率13%。プロフィールを読んで送ったメッセージとの差は3倍以上——最初のメッセージの書き方で返信率が変わった話。
正直に言う。最初のメッセージを変えたのに、返信率が変わった。
2週間で30件ほど送って、返ってきたのは4件だった。返信率13%。
何かが間違っていると思って、同じアプリを使っている先輩に相談した。「最初のメッセージ、見せて」と言われてスクロールを見せたら、「それはダメだ。プロフィールを読んでいない文章は全部スルーされる」と言われた。
「でも、気になりましたって書いてあるじゃないですか」と言ったら、「それ誰にでも送れるでしょ。読んだことが全部ない」と返ってきた。その一言で、何かが腑に落ちた。
「誰にでも送れるメッセージ」は届かない
先輩に教えてもらった視点はシンプルだった。メッセージを受け取る側は、「この人は自分のプロフィールを読んだか、読んでいないか」が1秒でわかる。
「はじめまして、気になりました」は誰にでも送れる。読んでいなくても送れる。つまり「あなたに送った」ではなく「とりあえず送った」というメッセージだ。そういうメッセージへの返信率が低いのは当然だった。
受け取る側のことを想像してみた。一日に何十件もの「はじめまして」が届く中で、なぜこのメッセージに返信する気になるか。答えは「この人は私のことを見ている」という感覚があったときだった。
返信率が上がったメッセージの書き方
変えたパターンはシンプルだった。プロフィールを読んで、1つだけ「気になったこと」を具体的に書く。
例:「プロフィールに"週末はひとりで新宿御苑を歩く"と書いてましたね。私も近くに住んでいて、同じルートをよく歩きます。どのあたりがお気に入りですか」
これだけ。長くない。でも「読んだ」という証拠が入っている。
有効なメッセージの構成
1. プロフィールから「これが気になった」という具体的な一文
2. 自分との接点または自分の反応(「私も」「それ知りませんでした」など)
3. 質問または「話したい」という意思
この構成で送り始めてから、2週間の返信率が40%を超えた。
具体的に言うと、「プロフィールに吉祥寺のハーモニカ横丁が好きって書いてましたね。私は中央線沿線ではないんですが、あのエリアが一番好きで。どのお店がおすすめですか」という一文を送ったとき、「ハーモニカ横丁を知ってる人だ!」という返信が来た。「他の人みんな渋谷か新宿のことしか言わないんで、ちょっと嬉しくて」と続いた。地名一つで、距離が縮まることがある。
長すぎるメッセージも逆効果
「読んだことを証明したい」と思うあまり、プロフィールの内容に全部触れた長文を送ったことがある。「趣味の映画の話も、旅行のことも、猫が好きなことも全部読みました!」という5行のメッセージ。
返信が来なかった。
長いメッセージは「返信する側に負担を与える」。5行を受け取った側は、全部に返事をしなければいけないと感じる。1つの質問より5つの話題の方が、返信しにくい。
「たくさん読んだ」より「一つだけ、本当に気になったこと」を書く方が、相手にとって返しやすい。
最初のメッセージで最も大事なこと
「返信したい」と思わせることだ。難しい言葉でも、面白い話でも、誠実な長文でもない。「この質問には答えたい」という1文が入っているかどうか。
プロフィールは読まれるために書かれている。読んだことが伝わるメッセージだけが、「この人と話してみたい」という感情を動かす。
「はじめまして」で返信が来た4件のうち、付き合いが続いたのはゼロだった。プロフィールを読んで送り始めてから来た返信からは、2人と実際に会えた。数字は嘘をつかない。
恵比寿のタリーズで、100通目のメッセージを振り返った
恵比寿のタリーズで、送ったメッセージの履歴を見返した。最初の50通は全部「はじめまして、よろしくお願いします」だった。返信率は1割以下。そりゃそうだ。
50通目から変えた。相手のプロフィールを読んで、具体的な質問を一つ入れた。「○○が好きなんですね、最近だとどのアルバムが好きですか」。手間は3倍になったけど、返信率は目に見えて上がった。
最初のメッセージで避けるべきこと
「かわいいですね」は送らない。言われ慣れている人は反応しないし、そうじゃない人は警戒する。容姿への言及は最初のメッセージでは避ける。
代官山のカフェで友人に相談したら、「プロフィールの2行目以降に触れろ」と言われた。最初の1行目(趣味や仕事)は誰でも触れる。2行目以降の細かいこだわりに反応されると、「ちゃんと読んでくれた」と感じる。心臓がドクンとした。そういうことか、と腑に落ちた瞬間だった。
プロフィールの2行目に触れたのに、上位10%に入れた。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。