恋のアーカイブ
マッチングアプリ攻略攻略ガイド

3つのアプリを同時に使った夜、後悔して1つに絞った話

Pairs、Omiai、タップルを1ヶ月同時に使った。3週間で47件のマッチング。でも3週間後に全部止めた。疲れ果てていたから——複数アプリの同時利用で起きた問題と、やるなら知っておくべきことを正直に書く。

27歳・女性の体験
·橘みあ·5分で読める

正直に言う。3アプリを同時に使ったのに、1つに絞った。


動機は単純だった。「1つより3つの方がマッチングの母数が増える」という計算。実際にその通りで、3週間で合計47件のマッチングが来た。


でも3週間後、私は全部のアプリを一時停止した。疲れ果てていたから。


複数利用で起きた問題


名前と会話内容が混ざる


AというアプリのBさんに「先週カフェに行きました」という話をしたら、その話を「先週も同じことを別の人に言いましたよね」と言われた(言っていない)。頭の中で「誰に何を話したか」が管理できなくなっていた。3つのアプリで同時に12人と並行してやりとりしていたとき、誰が誰だかわからない瞬間があった。


実際にその混乱が表に出たこともある。Pairsの人に「タップルで出会った人の話」をしてしまったことがある。気づいたのは翌日で、「あれ、そんな話しましたっけ」という返信が来てから。焦って「別の話と混ざってました」とごまかしたが、心臓がばくばくした。


返信のスピードが落ちる


1つのアプリなら気づいたら返せる。3つになると「返したはずだった」が増えた。翌日気づいて謝ることが3回あった。「既読が遅い人」という印象を与えていたと思う。1つのアプリで誠実にやりとりしていたころと比べると、会話の質が明らかに落ちていた。


会う前から疲弊する


1日に複数人とやりとりしながら、デートの予定を組み、それぞれの人のプロフィールを覚え直して、話の文脈を思い出す作業。毎日2時間以上スマホを見ていた。仕事中も気になって集中できない日があった。恵比寿でデートの最中に、Omiaiの通知が来て手元が揺れた。「今ここに集中できていない」と自覚したとき、これは違うと思った。


複数利用をするなら、この3つを守る


①アプリごとに「目的」を分ける

たとえばPairsは恋人候補、Omiaiは婚活候補、タップルは気軽に会える人。目的を分けることで、会話の温度感と期待値の管理がしやすくなる。Pairsのトーンで婚活をしようとして重くなることを避けられるし、タップルのトーンで婚活をしようとして「軽すぎる」と感じることも防げる。


②同時進行は最大3〜5人まで

10人と並行してやりとりするのは、全員に対して誠実じゃなくなる。気になる人を絞って、一人ひとりに集中する時間を作る。「誰でもいい」という気持ちが透けると、相手にも伝わる。返信のテンポや内容の雑さで、相手は案外わかっている。


③「進んでいる人」ができたら他を止める

3回以上会った相手がいて、「この人かもしれない」と思えたら、他のやりとりを一旦止める。複数人と同時進行のまま「好きかどうか」を判断するのは難しい。気持ちが分散している状態では、誰に対しても本気になれない。


複数利用の「コスト」を知っておく


3アプリ同時の月額は合計9000円超だった。それだけ払って、疲弊して、質が落ちた、というのが1ヶ月の結果だった。課金しているから「頑張らなきゃ」という焦りも生まれる。マッチングが来るたびに「返さないと」というプレッシャーがある。スマホを手放せない状態が続いた。


お金をかければ出会いが増えるという計算は半分正しくて、半分間違っていた。出会いの数は増えた。でも、その出会いに向き合う自分の「質」は下がった。


1つに絞ってから変わったこと


3週間後にOmiaiだけに絞った。マッチング数は減ったが、1人1人のやりとりに集中できるようになった。返信する前にプロフィールを読み直して、「この人は何が好きなんだっけ」と考えてから送るようになった。


翌月、1人と4回デートして、今も会い続けている。中目黒で最初に会って、「好きな映画館はどこですか」という話から2時間半経っていた。


母数の多さより、1人への深さ。それが複数利用1ヶ月で学んだ結論だった。あの47件のマッチングより、今の1人の方がずっと鮮明だ。


1つに絞った後の心境の変化


Pairsだけに絞った翌月、初めて「このアプリが楽しい」と思えた。恵比寿のカフェでプロフィールを丁寧に読む余裕が生まれた。返信も焦らず書けるようになった。心臓のバクバクが、不安じゃなくて期待に変わった瞬間だった。3つ使っていた頃は、常に誰かに返信しなきゃいけないプレッシャーで喉がつかえていた。1つにした途端、呼吸が楽になった。量より質。出会いも、アプリの数も、少ない方が豊かだった。


3つのアプリを1つに絞ったのに、出会いの質が変わった。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

この記事が刺さったら、シェアしてください

あなたへのおすすめ

複数利用」に興味があるあなたへ

メッセージが続かなかった夜。後悔してようやくわかった理由
マッチングアプリ攻略

メッセージが続かなかった夜。後悔してようやくわかった理由

OmiaiとPairsで13人全員、3〜5往復でメッセージが止まった。半年かけて気づいた「続く人と続かない人の決定的な違い」。質問の仕方、返信のタイミング、話題の広げ方を具体的に解説。

女性27歳
4
返信速度で相手の好意を判断するのをやめた理由
マッチングアプリ攻略

返信速度で相手の好意を判断するのをやめた理由

即レスが来る人=脈あり。1時間以上来ない人=脈なし。3年間そう思っていた。でも即レス男は他の誰かと付き合い、遅レス男が2人目の彼氏になった。返信速度は「ライフスタイル」の反映で、好意の量じゃなかった。

女性Omiai|27歳
5
LINEブロックされた5回の私が辿り着いた、唯一の正解
マッチングアプリ攻略

LINEブロックされた5回の私が辿り着いた、唯一の正解

Tapple、Pairs、with、Omiai——4つのアプリで5回ブロックされた。毎回、胸の奥がえぐられるような痛みがあった。でも5回目でようやく気づいた。ブロックは「答え」じゃなくて「問い」だった。

女性Pairs|26歳
8
ドタキャンされた3回と、した1回。全部の夜を覚えている
マッチングアプリ攻略

ドタキャンされた3回と、した1回。全部の夜を覚えている

Tappleで約束した初デート当日、「ごめん、体調悪くて」のLINE。3回目にはもう慣れた——と思ってた。でも4回目は私がドタキャンする側になって、その理由が一番リアルだった。

女性Tapple|25歳
8
アンマッチされた夜。後悔しないために気づけること
マッチングアプリ攻略

アンマッチされた夜。後悔しないために気づけること

アンマッチの通知は来ない。ただ、いなくなる。Omiaiで3回アンマッチを経験した時期があった。全部、デートの約束をした後だった。アンマッチが起きやすいタイミングと、その前にあった「あの瞬間」を振り返った記録。

女性27歳
4
アプリで出会って後悔した夜の話。半年後に付き合うことになった
マッチングアプリ攻略

アプリで出会って後悔した夜の話。半年後に付き合うことになった

Pairsを始めて7ヶ月後、付き合うことになった。最初は「候補の一人」だった。それが変わったのは初デートの帰り道だった——マッチングアプリ体験談として、アプリで出会って半年かけて付き合うまでの変化を正直に書く。

女性27歳
4

マッチングアプリ攻略」はまだ 397 本あります

次の記事

最初から違和感があったのに進んでしまった話