恋愛体験談
「また行きたい」と送った夜、Pairsで出会った25歳の私が変わった
恵比寿から山手線に揺られながら、削除ボタンの上に指を置いたまま3分間。「先に送ると軽く見られる」という声と、本当のことを言いたい気持ちが、同時に胸の中にあった夜の話。
女性Pairs|25歳
5分♡
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恵比寿から山手線に揺られながら、削除ボタンの上に指を置いたまま3分間。「先に送ると軽く見られる」という声と、本当のことを言いたい気持ちが、同時に胸の中にあった夜の話。
お店も、エリアも、時間も、全部私が決めた。彼は「えっ全部決めてくれてるの?」と驚いてた。その顔を見て、なんで今まで待ってたんだろうと思った。
12月の中目黒、肩がぴたっとくっついた瞬間。何も言わなかった。歩調も変えなかった。それなのに、その夜の体温だけが、3ヶ月分の記憶の中で一番はっきりしている。
3回目のデートの帰り道、社交辞令だと思って言った「肉じゃがが食べたい」。彼は本当に作ってくれた。土曜の昼過ぎ、玉ねぎの匂いとかすかな距離の近さの中で、私の何かが静かに溶けていった。
「可愛いですね」より「その話の仕方が好きです」の方が、相手の目が変わった。
30回以上の初デートを経験して気づいた。マッチング数でも顔でもメッセージのうまさでもない。付き合えた人には、ある共通点があった。
話すのが苦手でも、テキストなら伝えられる。内向型の戦い方がある。
品川の水族館、クラゲの青い光の中で言えなかった言葉。でも帰り際、改札の前でほんの少しだけ、本当のことが口から出た夜の話。
3時間話し続けて、帰宅してから「やりすぎた」と思った。沈黙が怖い人が恋愛でやってしまいがちなこと。