恋愛体験談
2年間、ずっと男性に「いいね」を送っていた私が、女性設定に変えた日
「女性も選べるよ」と友人に言われて、スマホを持ったまま固まった。
女性Pairs|25歳
5分♡
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「女性も選べるよ」と友人に言われて、スマホを持ったまま固まった。
InstagramのコメントからDMへ。カメラという共通の趣味が結んだ関係は、文字の中だけで育ちすぎていた。「このまま会わずに好きになるのは怖い」——そう気づいた夜、私は初めて提案した。
11月の吉祥寺、路地裏でしゃがんでいた私に声をかけてきた人がいた。猫を挟んで話して、気づいたら毎週会っていた。縁って、こんなふうに転がり込んでくる。
「40代じゃ無理」と思っていた。でも、そんなことはなかった。
10月の終わり、渋谷から乗った電車で寝落ちして気づいたら終点。降りた見知らぬ駅で、同じ電車を乗り過ごした彼女と出会った夜のこと。
Tinderは軽いアプリだと思っていた。本気の人もいる。見分け方がある。
Pairsで「静岡市出身」の人とマッチングした。小学校が同じで、学年は3つ違う。知り合いじゃない。なのに、あの廊下の匂いを、二人とも覚えていた。
中目黒の小さな料理教室で、みじん切りすらできない同士が隣になった。失敗作のパスタを「おいしくないですね」と同時に言って、笑った。料理より先に、作ってあげたい人ができた話。
梅田のバーで隣に座った人からLINEが来た。「東京行っていいですか」——その一文を見た瞬間、手が震えた。距離は言い訳だと思っていた。来てくれるまでは。
6月の渋谷で傘をくれた男性が、1ヶ月後にマッチングアプリのおすすめ欄に現れた。「渋谷で傘をもらったことがあって、と言ったら信じますか」——送信ボタンを押した瞬間、何かが動き出した。