30代でOmiaiを始めた夜、後悔した話
友人の披露宴の帰り道、泣いた。30歳、焦りと恥ずかしさの中でOmiaiを始めた。3ヶ月で15人とマッチし、3人と会い、1人と交際中。30代のOmiai攻略を正直に書く。
友人の披露宴の帰り、タクシーの中で泣いた。
30歳の秋だった。「おめでとう」と言って笑顔で写真を撮って、二次会で乾杯して、3次会は断った。表参道でタクシーを拾って、「自由が丘まで」と運転手に言った瞬間、涙が出てきた。嬉しい涙じゃない。焦りだった。
この1年で、友人の結婚式に4回呼ばれた。帰りのタクシーで毎回「じゃあ次は?」という親戚のおばさんの声がリフレインする。嫌というより、「あ、私はまだ何も始めてない」と気づかされる痛みだった。胸の奥がきゅっと縮む感覚。
その夜、ベッドの中でOmiaiをダウンロードした。
29歳まで「まだいいや」と思っていた理由とポイント
なんとなく、アプリで出会うことへの抵抗があった。「アプリで出会いました」と人に言うのが恥ずかしかった。合コンでもバーでも紹介でもない、スマホの画面越しに相手を選ぶ行為に、どこか後ろめたさを感じていた。
でも30歳になって気づいた。合コンに呼ばれることが減った。職場の同僚は既婚者が増えた。紹介してくれる友人も、もう出し尽くした感がある。「自然な出会い」を待っていたら、永遠に待つことになりそうだった。
周囲に聞いた結果、「30代ならOmiai」という声が多かった。3ヶ月使って、確かにそうだと感じた。
Omiaiが30代に向いている3つの理由
理由1:会員の年齢層が現実的
20代向けのタップルや、幅広いPairsと比べて、Omiaiは20代後半〜30代が中心。「結婚を意識した交際」を希望している人の比率が高い。プロフィールを見るだけで、「この人はどのくらい真剣か」がある程度わかる。
20代前半の人と会っても、ライフステージが違いすぎてかみ合わないことがある。丸の内のカフェで会った23歳の男性に「結婚はまだ全然」と言われたとき、カフェラテの味がしなくなった。Omiaiはそのズレが起きにくかった。
理由2:「結婚への考え方」が最初から見える
Omiaiのプロフィールには「結婚への考え方」「希望する交際スタイル」を書く欄がある。「2〜3年以内に結婚したい」「焦らず相手を見つけたい」など、温度感が最初からわかる。Pairsにはこの欄がなく、やりとりの中で探らないといけない。
相手の温度感を探るやりとりは、消耗する。30代にはその消耗が惜しい。最初から「この人は同じ方向を向いているか」がわかることの価値は、使い始めてすぐに気づいた。
理由3:プライベートモードで職場にバレない
「プライベートモード」機能があり、自分がいいねした相手、マッチした相手にのみプロフィールを公開できる。30代になると、アプリを使っていることを職場には知られたくない人が多い。私もそうだった。
先輩に「最近アプリやってるの?」と聞かれたとき、喉がきゅっと詰まった。プライベートモードにしてからは、その心配がなくなった。
30代がOmiaiでやりがちな3つの失敗
失敗1:焦りから条件を緩めすぎる
「早く決めなきゃ」という焦りが出やすい。私も最初の1ヶ月は「とにかく会えば誰でもいい」という気持ちで動いていた。でも条件を緩めすぎて合わない人と会っても、時間の無駄になる。
最初の1ヶ月で会った3人のうち、「とにかく会えばいいや」で決めた1人とのデートは、赤坂のカフェで途中からひたすら時間を持て余した。会話が続かないのに2時間座っている居心地の悪さ。帰り道、「何のために来たんだろう」と思った。
会う前にプロフィールを読んで、「この人と話してみたいか」を必ず確かめること。「条件が合うから」だけで会うと、落差が大きい。
失敗2:最初から「結婚」を全面に出しすぎる
Omiaiユーザーは真剣度が高いが、最初から「結婚前提でよろしく」という圧は相手も引く。
「結婚いつ頃を考えていますか」という質問を最初のメッセージで送って、返信が来なかったことがある。聞く内容は正しくても、タイミングが早すぎると圧になる。最初のやりとりは、相手のことを知りたいという姿勢で十分。真剣さは、やりとりの中で自然に伝わる。
失敗3:プロフィールを「完璧」に見せようとする
30代の場合、完璧なプロフィールより正直なプロフィールの方がOmiaiでは機能する。「友人の結婚が続いて、自分もそろそろと思い始めた」という動機は、同じ段階にいる人に届く。
私は自由記述欄に「30歳になって焦りだけで登録しました。でも使ってみたら、ちゃんとした出会いがあるんだと思えてきました」と書いた。正直すぎるかなと思ったけど、「その正直さがいいなと思いました」というメッセージが何件か来た。
3ヶ月の数字と体感
15人とマッチ、3人と実際に会えた。うち1人とは現在も交際中。
赤坂のイタリアンで初めて会ったとき、「この人となら話せそう」と思った。お互いの転職の話をして、好きな映画の話をして、村上春樹を読むかどうかで30分議論した。帰り道に「また会いましょう」と言って別れたとき、言った直後に「次が楽しみだ」と思えた。胸の奥が、じんわりあたたかくなった。
あの感覚は久しぶりだった。
30代でアプリを始めることへの恥ずかしさについて
あの「アプリで出会いました」という恥ずかしさは、3ヶ月で完全に消えた。
友人の披露宴で泣いていた夜の自分に言えるとしたら、「恥ずかしがっている場合じゃない」ではなく、「恥ずかしくても始めた自分を褒めていい」と言いたい。
アプリの特性を理解して使うと、出会いの質が上がる。30代にはOmiaiが合っていた。
焦って始めたのに、焦らなくなった。それがOmiaiの一番の収穫だったかもしれない。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。
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