褒め方を変えたら、「また会いたい」と言われるようになった
Pairsを始めて4ヶ月、「髪似合いますよ」「笑顔が可愛いですね」と言い続けた。嘘じゃないのに、なぜか手応えがなかった。「その話の仕方が好きです」に変えた瞬間、相手の目が変わった。褒め方を変えたら「また会いたい」と言われるようになった話。
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Pairsを始めて4ヶ月、「髪似合いますよ」「笑顔が可愛いですね」と言い続けた。嘘じゃないのに、なぜか手応えがなかった。「その話の仕方が好きです」に変えた瞬間、相手の目が変わった。褒め方を変えたら「また会いたい」と言われるようになった話。
withで出会った初デート、86分間ほぼ黙っていた。コンビニで声が裏返るレベルの人見知りの私が、会話なしで過ごした初デート。でも帰り際に「また会いたい」と言われた。沈黙の向こう側に、何かが通じていた夜。
30回以上の初デートを経験した。Pairsで、タップルで、様々な相手と会い続けた。マッチング数でも顔でもメッセージのうまさでもなかった。付き合えた人たちには、ある一つの共通点があった。気づくのに2年かかった話。
代々木公園で撮った写真に「このレンズ何ですか」とコメントが来た。それだけのはずだった。5ヶ月間テキストで好きになって、会うのが怖くなった。InstagramのDMから始まった、SNS恋愛の距離感と現実の話。
withで知り合って6回会った相手と、別れを切り出せずに7回目の約束が入っていた。悪い人じゃなかった。でもフェードアウトしていいのか。マッチングアプリで出会った人と別れる時の伝え方、経験から考えたこと。
YOASOBIの武道館2日目。スタンド席の右側にいた私と、同じ夜に同じ空気を吸っていた彼。マッチングアプリの最初のメッセージ「先月のライブに行ってました。武道館2日目」で手が止まった。1万人の中にいた偶然の話。
深夜のマッチングアプリで「好きな作家:村上春樹と角田光代」を見て、それだけでいいねを押した。「ノルウェイの森か国境の南か、どっちが好き?」から始まった2年間。好きな本が同じでも、埋められないものがあった。
1回目のデートで、店員への態度が一瞬だけ変わった。私はそれを飲み込んだ。「まあこういう日もある」と。でもあの「ちょっと気になる」は、全部サインだった。早めに気づいていたはずのことを、なぜ見逃し続けたのか。
12月24日の夜、「今日の予定は?」とLINEが来て「特になし」と返した。30分後にチャイムが鳴った。小さな花束を持って立っていた。マッチングアプリで出会った人が予告なしで来た夜、張り詰めていた何かがゆっくり崩れた。