終電を逃した夜、タクシーの中で
タップルで出会った彼と4回目のデート、新宿三丁目の焼き鳥屋「てけてけ」で終電を逃した。タクシーの後部座席、彼の肩に頭をもたせかけたまま小さな声を聞いた。目を開けたら壊れる気がして、私はずっと眠ったふりをしていた夜の話。
すべての体験談
タップルで出会った彼と4回目のデート、新宿三丁目の焼き鳥屋「てけてけ」で終電を逃した。タクシーの後部座席、彼の肩に頭をもたせかけたまま小さな声を聞いた。目を開けたら壊れる気がして、私はずっと眠ったふりをしていた夜の話。
半年前にアプリで一度会って、そのまま自然消滅させた人からLINEが来た。平日昼の12時17分。「久しぶりです。元気ですか」——断る理由もなく恵比寿で2時間話したら、「違う」と思っていた理由を思い出せなくなっていた。セカンドチャンスの話。
2月14日の帰宅が21時すぎ、大阪に出張中の彼へ深夜に送った22文字。チョコより先に届いた「好きです」が、あの冬いちばん正直なものだった。バレンタインにマッチングアプリ経由で告白した話——チョコの代わりにメッセージで伝えた夜のこと。
withでマッチングして3年と4ヶ月、「どこで出会ったの?」と聞かれるたびに彼は一瞬だけ間を置く。その空白の埋め方を、私はもう知っている。清澄白河のコーヒー屋から始まった話——特別じゃなかった出会いが、3年後に結婚になった経緯。
Pairsのプロフィールに600文字以上書いていた頃、いいねがほとんど来なかった。「長く書けば伝わる」は間違いだった。なぜプロフィール文は短いほうが読まれるのか——マッチングアプリ攻略で多くの人がやりがちな、
最初のメッセージが「どの村上春樹作品が好きですか」だった。宣言じゃなく、問い。それだけで、この人とは話せると思った。3ヶ月かけてゆっくり好きになっていった話——本の趣味が同じだっただけで、こんなに時間が豊かになるとは思っていなかった。
Pairsで出会って8ヶ月の年上の人に「なんか違うんだよね」のひと言で別れを告げられた、27歳の冬。中目黒のベンチ、あの夜から立ち直るのに「時間が解決する」だけでは足りなかった。失恋から本当に効いた3つのことを、全部試した上で書く。
42歳の誕生日の夜、Omiaiのダウンロードボタンを押しながら指が止まった。「今さら」という言葉が頭をぐるぐると回っていた。「40代じゃ無理」と思っていた自分が、実際に使ってみて感じたこと——40代のマッチングアプリ体験から、リアルを書く。
大学のゼミの同期と10年ぶりに新宿で飲んだ。惰性の再会になると思っていた。でも帰りの電車でスマホをひらけなかった。ずっと彼の声ばかり思い出していた。これはただの変化への反応なのか、それとも10年前から気づいていなかっただけなのか。